やほー!DetourGeeksのけんちです。
先日の「日向坂で会いましょう」にて行われた学力テストで出題された問題。
【第15問】をかる〜い気持ちで解き始めました。←
【第15問】
図のように縦8cm、横7cmの長方形に正方形が5個配置されています。その正方形の1辺の長さを求めよ。
たった1本、然るべきところに線を引けなかったがゆえに1時間が経過。
手書きで書いた図はこうなった。
頭って使わないと使えなくなるんですね。
ちゃんとドツボにはまりましたよ、まじで屈辱。。。
結局、先に解いてた「あー陽子陽子」言ってるおじさんの回答の1step目を見たら瞬間で解けました。
実に補助線1本目がちゃんと引ければ、2本目が引けて、計算4行で答えが出るんですよね。
「かなりムカつきますよね」
ムカついたまま寝るのも癪だから、最速解法をこうやって書いてるわけです。
興味がある人は先に進んでね。
おそらく最速解法
1.線を引く
多分1発目にここに線が引ければほぼ勝ち確なのが、下図の赤線。
ここに赤線を書くと同じ角度の場所がこう表示できる。
●+★=90°とする
ここで「●+★=90°ならここに線を引いたら答え出るんじゃね?」という線が下図の青線。
ここに「●+★=90°」というルールを守って、同様に同じ角度を入れたのが下図。
「●+★=90°」だから赤線と青線は垂直に交わってることが証明出来る。
何なら赤線と青線が垂直に交わってるんなら、まだまだ同じ角度を表示出来るね。
細かい説明は面倒なので省くけど←
「赤線も青線も長方形の辺に対して垂直だ」ということが分かるんですよね。
2.計算する
ちなみに「●+★=90°」の直角三角形の辺の比率は下記の図になる。
この緑の三角形をさっきの図に重ねるとこうなる。
①と②の辺を足すと青線(7cm)で、求めたい正方形の長さをxとすると、こういう式が出来る。
「√5x+2/√5x=7」
①の部分の長さが2/√5x、②の部分の長さが√5xですね。
じゃあこの式を解いていこう。
「√5x+2/√5x=7」
↓ 両辺√5を掛けます
「5x+2x=7√5」
↓左辺の足し算します
「7x=7√5」
↓両辺7で割ります
「x=√5」
以上
ね?こんなのにいい大人が1時間以上も考えてたんだからムカつくでしょうwwww
最後に
シンプルに答え出すならこの方法が一番計算少ないけど、厳密に説明するのは結構めんどいかもなー
(特に青線が長方形に垂直に交わる部分)
多分理論的には間違っていないと思うけど、ここ間違ってね?って思った方。
コメントで指摘してくださいw
ちなみにこの問題は2001年の数学オリンピックの問題なんだって。
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ケイマックス、鬼だなwwwwww
今日はこのへんで!
ほなまた!
けんち
コメント
赤線と青線が垂直に交わってるのまではいいが、赤線と青線がそれぞれ外の長方形の辺とも垂直に交わってることになってませんか?その保証はないと思うのですが。そこを証明しないと、①の辺がある三角形は直角三角形にならないので、この方法は正しくないのでは?
コメントありがとうございます!!
確かにご指摘いただいた部分はおっしゃる通りで、そこが証明されないとその先が出来ないなぁとは勿論考えました。
ただ当時はそこが説明できる理由があったと思うのですが、すいません現在はすっかり忘れててすぐには思い出せないので、
その部分も近日中に追記しておきます!