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現状把握投手編①
現状把握投手編②-1
現状把握投手編②-2
ここまでのドラゴンズのフェニックスリーグ成績
7試合5勝2敗!!
素晴らしいですね。
フェニックス参加選手の多くが
今シーズン一軍でプレーした選手というのはあるんですが、
やっぱり勝つと嬉しいですね!
若手は勝ちグセを付けて来季に臨んでください!
周平もずっと好調キープで素晴らしい。
てなわけで、今日は現状把握投手編③-1やっていきまーす。
前回までのお話だけだと少し暗い話が多かったので、
今回は今シーズン活躍した4人の若手投手について。
小笠原慎之介(25)
髙橋宏斗(20)
清水達也(22)
藤嶋健人(24)
それではどうぞ!
2年連続規定投球回クリア&自身初の2ケタ勝利で自信は確信へ
一人目は小笠原慎之介

2015年ドラフト1位で夏の甲子園の優勝投手として鳴り物入りで入団
入団1年目からプロ初勝利を挙げるなど順風満帆なプロ生活をスタートさせたかに思えたが、
高校時代からの左肘のケガ・体調管理の甘さなどから、なかなか思うような成績を残せずにいた。
しかし、当時同じチームであった怪物松坂大輔のリハビリに取り組む姿勢に刺激を受け
2020年オフに左のエースとしてチームを支えていた大野雄大に自主トレ帯同を懇願するなど
小笠原投手の中で明らかに何かが変わり始めていた。
キャンプでの徹底した下半身強化により、今までとは明らかに違う小笠原慎之介がそこにはいた。
2021年シーズン終わってみれば、一年間ローテーションを守り抜き、
25試合 8勝10敗 防御率3.64 143.1投球回
シーズン前から目標にしていた規定投球回をプロ入り後初めて達成する。
元々力のあるストレートにドミニカウィンターリーグで磨いたチェンジアップが冴え渡り、
大野雄大、柳裕也とともに先発三本柱の一角としてチームを支えた。
今シーズンはコロナの影響で開幕直後から離脱はしたものの、
5月の復帰後からは安定感のあるピッチングを続けた。
特に9月は5試合に登板し、4勝0敗と後述の髙橋宏斗と並び、
ドラゴンズ投手陣の中で一番安心して見られる男へと成長する。
最終的な今シーズンの成績は
22試合 10勝8敗 防御率2.76 146.2回と
2年連続の規定投球回到達&自身初の2ケタ勝利を手にした。
これまでは、先輩投手陣に引っ張って行ってもらう存在だったのかもしれない。
しかし、今シーズン、去年の自信は確信に変わったはず。
来シーズンは投手陣の大黒柱として、活躍する姿を楽しみにしている。
とてつもないポテンシャルを見せつけた、将来のエース候補
二人目は髙橋宏斗

2020年ドラフト1位で入団 最速154km/hのストレートが武器の超高校級投手
ドラゴンズの選手をあまり知らない方も今シーズン、トレンド等で
この名前を目にしたことがあるのではないだろうか。
その剛速球とスプリットで他球団の並み居る強打者に立ち向かっていく姿に
ドラゴンズファンならずとも惹かれた方は多いはずだ。
2021年1年目のシーズンは、甘く入ったストライクを痛打されるの繰り返し。
ファームで一勝もできずに終わってしまった。
最も、ストレートで抑えるという育成方針の下、
ほとんどストレートしか投げていなかったのも、
0勝に終わった原因ともいえる。
プロの壁にぶち当たった宏斗を救ってくれたのが、
先輩の福谷浩司投手、宏斗は福谷投手に弟子入りし、
言語化してくれた自身の投球についてしっかり理解し、
何が足りていないのかを学ぶことができた。
先輩の助けもあり、コントロールに自信をつけた宏斗は、
無事開幕一軍の座をつかみ取る。
一軍プロ初登板となったDeNA戦では力みもあり、負け投手となってしまったが、
続くヤクルト戦では、見事6回6安打3失点でプロ初勝利を手にする。
その後も見事なピッチングを続けるが、圧巻だったのが、
7/29の広島戦、8回1死まで無安打ピッチングという信じられない結果を残す。
また、ドラゴンズファンの記憶に新しい、9/13のDeNA戦、
7回1安打1失点で惜しくも負け投手となってしまった試合だが、
この試合を観て、「将来、球界を代表するエースになれる」と思った人も多いだろう。
初めての中6日での登板となった最終戦では、調整がうまくいかなかったのか、
負け投手にはなってしまったものの、最終的な髙橋宏斗の成績は、
19試合 6勝7敗 防御率2.47 116.2回 134奪三振 奪三振率10.34
登板間隔を空けてではあったが、今シーズン最も安定感のある先発ピッチャーだったと
言えるのではないだろうか。
奪三振率10.34を記録し、シーズン終盤まで、最多奪三振のタイトルを争う活躍を見せた
そのポテンシャルの高さには末恐ろしいものがある。
今シーズンの活躍を認められ、日本代表栗山英樹監督から、
侍ジャパンの強化試合メンバーにも選出された。
今シーズンの疲労を早く取ってもらいたいと思う気持ち半面、
日本代表のユニホームを着て躍動する髙橋宏斗を見たくてたまらないという気持ちでいっぱいである。
このまま順調にいけば、ドラゴンズのエースとしてだけではなく、
球界のエースとして活躍できると信じているので
ケガだけには気を付けて、来シーズンの活躍も期待しています。
若き左右のエースとして来シーズン活躍してもらいたい選手です。
2人で、20勝、いや30勝目指して頑張ってください!!!
ほなまた
ゆうや
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