立浪和義監督を迎えファンの大きな期待を背負って始まった2022年シーズン
蓋を開けると2016年以来の最下位に沈んでしまった。

来シーズン以降CS一つでも順位を上げるために何をすべきなのか。
思ったことを書いていきます。
“補強”をしなかった2022年シーズン
2021年シーズンからの大きな変更点として
中継ぎの柱として活躍していた又吉克樹投手のFA流出
…
以上、チーム本塁打数69本を初めとする
リーグ最低の得点能力のせいで2021年度5位に沈んだチームとは思えない
補強オフシーズンの動きである。
R・マルティネス、ビシエドとの複数年契約で多少の”現状維持”は行ったものの
優勝チームの”現状維持”と5位チームの”現状維持”は全く話が違う。
不安は残るものの、現有戦力の底上げを銘打ち優勝した2004年シーズンを夢見たのではないだろうか。
(とはいっても2003年シーズンは2位の為、今年と状況は全く違う)
投手陣の二つの”誤算”
“補強”が無かった中日ドラゴンズの中でも唯一の希望は
前任の与田剛監督、阿波野秀幸投手コーチが3年間かけて整備した
12球団最強の投手陣
がある


中でも2021年シーズン防御率と奪三振の二冠に輝いた柳裕也に大きな期待がかかっていた。
しかし2022年投手陣の最大の誤算はこの柳裕也の不振だろう。
無理もない。2021年、セリーグ最多の2834球の球数を投げていた疲労が
抜け切れていなかったのだろう。
更に、今シーズン序盤から100球を超える投球が続いた為、
疲労がピークに達したためか中盤以降明らかにこれまでの柳とは違った投球が続いてしまった。
今シーズン最終戦、最後に柳らしいピッチングを見せてくれはしたものの、
このオフはしっかりと体を休め、来シーズン復活を期待したい。
柳に関しては、自身の責任感がとても強く
先発として一つでも多くのイニングを投げなければいけないというエースとしてのプライドもある為
来シーズンは落合英二投手コーチが中心となり、先発陣の投手運用改善をお願いします。
対して嬉しい誤算は、
8回の男 Y・ロドリゲスの確立である。
2021年シーズンまでは先発として起用されてきたジャリエルだが、
四球でランナーを背負い自滅という外国人投手お決まりのパターンの投手だった。
それまで8回を担っていた又吉克樹がFA流出し、
人的補償で獲得した岩嵜翔の故障離脱、祖父江大輔の不振により、
先発から中継ぎに配置転換された途端見違える投手になる。
今シーズンは
56試合 54.2回 防御率1.15 6勝2敗 39H 45HP 60奪三振 奪三振率9.88 whip0.91
という凄まじい成績を残した。
最優秀中継ぎ投手賞を受賞したが、中でも特筆すべきはなんといっても被本塁打0
抜群の安定感で、絶対的守護神R・マルティネスへバトンをつないだ。
来シーズンも中日ドラゴンズで活躍が期待されており、
球団としても早々に複数年を含む残留交渉を実施し、
好感触という報道が出ている。
来シーズンの浮上にはこの男が絶対に必要な為、何としても来期以降の契約を結んでほしい。
今日は現状把握投手編①ということで、ブログを書きました。
明日以降続きを書いていきますが、
言いたいことが多すぎて何本続くかわかりません。(笑)
ほなまた!
ゆうや
コメント